シートマスクは毎日使うと逆効果?肌を守るための正しい使い方と注意点

スキンケア

肌に「マル」な成分だけ。はだまる編集部です。
ドラッグストアや化粧品販売店に行くと、必ず置いてあるシートマスク。みなさんは、シートマスクについてどんなイメージをお持ちでしょうか?
「シートマスクを毎日するべき」「シートマスクさえすれば美肌になれる」
こういった情報も世の中にはありますよね。
何となく肌に良さそうだな、と思って日々のスキンケアに取り入れている方も多いのではないのでしょうか。

今回は、シートマスクについて、毎日使っても良いのか?、そもそもどんな効果があるのか、使用時の注意点も含めて解説していきます。

シートマスクの効果

シートマスクの効果はどうやって発揮されるのか?シートマスクのキホンについてみていきましょう。

シートマスクの効果は、ひとことで表すと、「美容成分の浸透を高める」です。
どうして浸透が高まるのかというと、膨潤(ぼうじゅん)という現象が肌で生じているからです。

「膨潤」については、肌の構造を知るとイメージが湧きます。
肌の角層(一番外側の層)は、角質細胞と、角質細胞をつなぐ角質細胞間脂質という2つの構成から成り立ちます。角質細胞をレンガ、レンガをつなぐモルタルが角質細胞間脂質というイメージです。


水分をたくさん含んだシートマスクを肌の上に一定時間以上(5分以上)のせると、シートマスク上の水分を角質細胞が吸収し、膨らみ(膨潤)ます。
お風呂に長時間入ると手がシワシワになるのも、同じ現象です。

膨潤により、レンガとモルタルの関係が一時的に乱れ、角質細胞同士に隙間ができ、美容成分が角層の奥まで浸透します。


シートマスクに配合されている成分は、通常の化粧水や美容液と変わりありません。
ただの保湿ではなく、美容成分を角層の奥まで届けるのがシートマスクの美容効果なのです。

シートマスクは毎日使っても良い?

結論からいうと、毎日の使用はおすすめしません。
「美容成分の浸透が高いなら毎日使った方が良い」と思った方もいるでしょう。
ですが、シートマスクの効果のメカニズムを考えると、毎日使用によりかえって肌のバリア機能を低下させるおそれがあるのです。

シートマスクの効果は、膨潤という、角質細胞の配列をあえて乱すことで発揮されます。
一時的な使用であれば、肌は元の状態に戻りますが、毎日繰り返すことで、レンガとモルタルの関係が乱れ、肌のバリア機能低下につながる可能性があります。

「シートマスクを毎日使ったら肌の調子が良くなった」こんな経験のある方もいるかもしれません。
実は、シートマスクによる美容効果というより、シートマスクに含まれる美容成分の効果を感じていただけかもしれません。どんな肌質であれ、バリア機能が低下すれば乾燥や赤みなど肌トラブルにつながります。
毎日ではなく、週に1回、月に数回程度の使用にとどめるのがおすすめです。

シートマスクの正しい使い方と注意点

シートマスクは、毎日使用するのではなく、自分の肌悩みに応じて補助的に取り入れていくのがおすすめです。
ここでは、シートマスクを使用する上で知っておきたいポイントについて解説していきます。

①長時間使しない

シートマスクは長く貼っておいた方が肌に良さそうというイメージがあるかもしれません。しかし、20分以上使用すると、防腐剤の肌への移行量が高まることが証明されています。
長時間の使用でシートマスク自体が乾燥すると、逆に肌の水分が奪われ乾燥につながることもあります。
パッケージに記載された推奨時間を超えないようにしましょう。

②短時間(5分未満)使用は効果が不十分

シートマスクの効果に必要な「膨潤」は、シートマスクを5~20分程度肌にのせることで生じる現象です。数分程度ではがしてしまうと、「美容成分の浸透を高める」というシートマスクの効果が十分に得られない可能性があります。
長すぎず短すぎず、パッケージに推奨されている時間を守るのが大切です。

③肌がゆらいでいるときは使用しない

シートマスクは一時的に肌のバリア機能を低下させるため、肌の調子が良くないときに使用すると、かえって症状を悪化させる可能性があります。
シートマスクは肌の調子が良いときの特別ケアとして取り入れていきましょう。

④成分や使用目的を理解して、自分に合うマスクを選ぼう

シートマスクにはたくさんの種類があって、選ぶとき困ってしまいますよね。
月に数回程度の特別ケアだからこそ、自分に適したものを選びたいところ。
「保湿重視」「ハリ・弾力ケア」「敏感肌向け」「美白」「ニキビ」など、自分の肌悩みや使ってみたい成分を明確にしてから選択するようにしましょう。

⑤なるべく個包装のシートマスクを購入する

大容量タイプは、毎日手に触れることを想定し、防腐剤の量が多い傾向にあります。
肌質によっては防腐剤が刺激になる場合も。
個包装タイプを購入するか、開封後なるべく早めに使い切るのが大切です。

⑥使用後は保湿を

シートマスクの目的は、保湿ではなく美容成分を角層の奥に届けること。
水分量が多い構成となっており、シートマスクだけでは保湿力が不十分です。
使用後は、乳液やクリーム等できちんとフタをするのが大切です。

正しい知識をもって、自分で判断していこう

シートマスクにまつわる情報は、ネットや美容雑誌等でたくさんありますよね。
インフルエンサーやSNS上でおすすめされているから飛びつくのではなく、シートマスクの効果のメカニズムを知った上で、自分の肌にとって本当に必要か判断していきましょう。

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